ビギナーズ奈良

適度に適当が良いと思いつつ、どちらかに偏りがち

【追記あり】奈良祭都・ミナーラ(金魚ミュージアム、忍者タウン)に行った子どもと親の感想。キッズスペースがナイスでした

【2019年春・追記あり(※印箇所)】

2018年4月の下旬に「ミ・ナーラ」に行ってきました。

「ミ・ナーラ」とは、奈良市に2017年まで営業していたイトーヨーカドーの跡に開業した商業施設+宿泊(もできる)施設です。

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【目次】

 

◆ミ・ナーラってどんな施設?普通の商業施設と何か違うの?

スーパーあり、フードコートあり、雑貨屋さんあり、衣料品店あり、キッズスペースあり。※ラウンドワンもオープンしました。子ども(5歳)が言うには「げーむせんたーのぬいぐるみがすごくかわいい」とのことです。

……まぁ、イトーヨーカドーやイオンと何が違うんだ、と思われてしまうかもしれませんが、それはミナーラ関係者も思った……のかもしれません。

特色として、奈良際都(ならさいと)というインドア型テーマパークを作ったというわけです。

奈良際都には忍者タウン、縁日を演出したゲームコーナー、金魚ミュージアムがあります。

 

奈良市には雨の日や酷暑の日に遊べる(安価な)屋内施設が少ないので、金魚ミュージアムや忍者タウンに期待を込めて、子どもと行ってみました。

うちの4歳児(几帳面・男)がさぞ喜ぶだろうと思い、勇み足で向かったのですが……

 

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↑忍者のお姉さんたちと。顔写真掲載の確認が取れなかったので、念の為ぼかしをいれています。(ネットのウワサによるとアイドルらしいので、掲載しても良いんだとは思います)

子どもとしては、「ちゃんとした忍者のお洋服を着て欲しかった。手裏剣投げたり壁を歩いて欲しかった」とのこと。

うん、解る。

お母さんと子どもはアイドルを見に来たのではなく、忍者(=かっこいい)を観に来たんだもんね……

「カワイイ」は、お姫様や町娘からの忍者へ変身!じゃダメなのかな?

 

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↑金魚ミュージアムにあるオブジェのひとつ。

 

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↑上のオブジェの中。

 

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↑入場料。金魚ミュージアムは大人1000円、こども700円。この金額で金魚ミュージアムと忍者ショーを観ました。

主婦の金銭感覚ではお高く感じますわ!

◆「ミ・ナーラ」施設情報

■〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南1丁目3−1
■営業時間10:00~21:00
■ミ・ナーラに接している第1駐車場は無料で利用できます
■HP→ミ・ナーラ

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◆金魚ミュージアム

金魚ミュージアムはとても綺麗でした!

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↑壁に敷き詰められたお花と金魚鉢

 

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↑壁に触れた部分が明るくなったり水の波紋ができたりします

 

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↑ここは、さみしい……金魚の名前紹介や個性の案内などがあると親しみが湧いたかも

 

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子ども「このお魚、頭に梅干がノッテルネ!」

 

入場料(私と子ども合計)1700円という期待値に対して、「う~ん……」という感覚を抱いたことは否めません。

 

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とても綺麗な空間であることはまちがいありませんが……「静」が強すぎて、一度行ったらもういいかな……と思われてしまう可能性は高いのでは。

奈良県内の(有名無名問わず)アーティストとのコラボレーションや、癒しフェア会場にする、生け花フェスなどのコミュニケーションの場や子どもが参加できる場にすることで、可能性は広がるのではないでしょうか。

 

◆忍者タウン・忍塾

忍塾(にんじゅく)という体験遊びは、10歳くらいにならないと難しいとのことで忍者ショーのみ観てきました。

小さな子どもにはストーリーの把握ができないのでナレーションについて行けず、「?」な顔で忍者が壁を歩くのを待っています。

「お殿様のおーなーりー!ハッ、なにやつ?敵だ!ぷぉ~(ホラ貝)お付きの女中に扮した忍者が着物ぶぁさ~!参上!」

くらいシンプルでありきたりなストーリーの方が集中でき楽しめたように思います。

 

また、テーマがくノ一(くのいち)であったため、女性忍者が一生懸命にアクションしてくれたのですが、
「ちゃんとした忍者のお洋服じゃない」
「忍者がお空を飛んでほしかったの!」

「忍者に壁を歩いてほしかった」

と、うちの4歳児は不満を漏らしておりました。

 

子どもをターゲットにしている(+親)なら、忍者アイドル路線よりも正統派忍者の方がいいかな(^^;)

◆ミナーラはキッズスペースが充実

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↑3階にあるキッズスペースのミニ・メリーゴーラウンド。

他にも、「ぬいぐるみのプール」状態のコーナーや、船の遊び場、乗れる馬のぬいぐるみなど、ずいぶん楽しんでいました。

※故障が相次ぎ、あえなく退場したメリーゴーラウンド。また、キッズスペースが3階から4階の奈良祭都の隣りに移動しました。

 

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↑平日に撮影。心配になるレベルで誰もいません。※キッズスペースは3階から4階の奈良祭都の隣りに移動しました。

 

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↑後ろに見えるのは西松屋

 

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↑リアルな鹿ぬいぐるみもいます!※なくなりました。キッズスペースは3階から4階の奈良祭都の隣りに移動しました。

 

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↑お馬さんもいます!※なくなりました。キッズスペースは3階から4階の奈良祭都の隣りに移動しました。

 

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男児が、それはもう「君たちは止まったら死ぬ回遊魚か!」くらいの勢いで延々とまわっていました。

※このカート広場の場所がちょいちょい変わりまして、2019年3月31日には2階のアジア雑貨店近くにありました。3周したら交代するルールなので親が声がけをして、うまくローテーションできるようにしてあげたいところです。

 

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↑なんか知らんけどシュール

 

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↑赤ちゃん休憩室

 

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↑オムツ交換台に、ミルクを作るお湯もあります。奥には授乳室も。

 

◆個人的に雑貨屋と家具屋が好み

2階に入っている雑貨屋さんと家具屋さんが好みです。

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民族衣装が好きなのでこの雑貨屋さんはかなりツボなのですが、高価なものや割れ物も多く、子連れだと落ち着いて見られません。ずっと「触らないで!」を連呼し、早々に切り上げました。

 

雑貨やオシャレな家具好きの方なら、デートにぶらっと訪れても良い雰囲気だと思います。

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平城宮跡と併せておデートに

ミナーラの西、15分ほど歩いたところに平城宮跡があります。

 

平城宮跡が国営歴史公園として整備されました。国土交通省の力によって(?)、スタイリッシュな食事施設(レストランとカフェ)、学習施設、レンタルサイクルなどができました。

平城宮跡でイチャイチャ食事をしてから、ミナーラでイチャイチャお買いもの、というのもいいかもしれません。

 

平城宮跡で開催された天平たなばた祭り」の感想を書きました。

chip55.hatenablog.com

 

◆ミ・ナーラ後書き

これを言ったらオシマイなのかもしれませんが、奈良の知人友人たちは「どうして奈良なのに忍者なの!」と若干ぷりぷりしていました。

確かに、県外出身の私でも奈良に忍者のイメージは持っていません。強いて言えば剣豪の里として有名な「柳生」が奈良市にあることでしょうかね……?

 

ミ・ナーラの今後はフードコートの鳥居の行方とともに見守りたいと思います。

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