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【のんくら本•初心者の感想】Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]はスーパーの女(映画)と合わせてオススメしたい

アドセンスですでにバリバリ稼いでいる方によく読まれているGoogle AdSenseマネタイズの教科書[完全版]、通称“のんくら本”

もう見た目がすでに初心者向けの表紙では無く(親しみやすさ皆無の硬派なデザイン)、またこの本を推している層があきらかに初心者ではないため、この本を読んでみたいと密かに思っている初心者のハードルは高くなる一方……

そこで、初心者の私が読んでみました!

 

【目次】

◆のんくら本は初心者にもオススメなのか、初心者の感想

 

のんくら本の書評を読んでいると、「初心者にはオススメできかねる…」「初心者にもオススメ!」という初心者泣かせな文章を見かけることになります。

Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]

のんくら本

◆用語説明

【のんくら本】とは?

のんくら(早川 修)さん、 a-kiさん、石田 健介さん、 染谷 昌利さんの共著Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]の通称。2018年11月20日に発売されたと同時に売れまくった本です。

アドセンサー、アフィリエイター、ブロガー、ライター、SEOを気にせざるを得ない職業の方々(web制作やホームページ担当など)の業界ではとても有名な皆さま。

 

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【初心者】ってどの程度が初心者なの?

のんくら本のレビュー、感想、書評に登場する「初心者」とは、以下の条件に当てはまる人を指しているような気がします。(独断)

無料有料に関わらずブログは書いているが、アクセス数がさみしい
アフィリエイトアドセンスをすでに実践しているがまったく売上がなくてさみしい
月間最高670万PVとか、ちょっと何を言っているのかわからない

 

ちなみに、【私自身】はどの程度かというと…

アフィリエイター・アドセンサーではありません。
いわゆる界隈の“ブロガー”ではありません。
仕事の都合でサイト運営やブログに関する知識を要します。
上に書いた「初心者」にそのまま当てはまります。(ブログにアドセンスを貼り付けているだけ)

 

◆最近のwebサイト制作者やコンテンツ制作者はどんなことに気をつけているの?

私がのんくら本を読んだ理由は、業務上の必要性に駆られて、という感じです。

私の業務は、サイト制作や運営とどうしても無関係ではいられません。

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ホームページに限定するのではなく、インターネット全体、つまりはGoogleの検索についてサイト制作者・運営者がどのようなことに気をつけているのか知りたい!

ブレない芯のような、指針に出来るような情報を学びたい!

できればそれは、アップデートの激しいwebの世界でありながらも、今後の数年間は指針にできるようなものであってほしい!

 

そんなふうに思い悩んでいるときに出会ったのが、この特製青汁でした。

特製青汁を飲むようになってから、夫への愛情が復活し、子どもの「おかあさん、きらいっ!」に対しても「おかあさんきらい、一丁!」と返せるようになったんです。

そんな青汁とのんくら本のおかげで、私はリライトと内部リンクとカテゴリの整理にどっぷりと手を染めることになり、はじめてまともにアドセンスを試行錯誤することになったのです。

◆初心者がのんくら本を読むメリットとは?

『初心者がのんくら本を読むメリットはあるのか?初心者がのんくら本を読んでもあまり役に立たないのではないか?』

内容は難しいです。

でも、初心者だからこその明確なメリットがあります。

 

初心者の方がのんくら本の内容をすべて理解できなくても、この本がこれ以降に読む本の指針になることは間違いないからです。

次に読む本が、のんくら本に書いてある内容とまったく違ったら「あれ?なんでこんなに書いてることが違うのだろう」と、気づくことができます。

 

 

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「ブログ記事の文字数は5000文字以上がベスト」という情報をやけに見かけた数年前、私はちょっと疑問に感じました。

十把一絡げ(じっぱひとからげ)に5000文字以上書くべしというのは、少々乱暴なのではないかと思ったのです。

大昔に携わったweb制作の仕事では耳にタコができるほど、「見やすさ、読みやすさ、ページ移動のしやすさ第一!」と言われていたので、場合によっては3000文字、もしかしたら1200文字で書かれているページが求められる可能性もあるわけです。

でも、私にweb制作の経験がなければそういった疑問がよぎることはなかったはずで、5000文字という数字にこだわったかもしれません。

充実したページの目安として5000文字というのはわかりやすいですし、目標にしやすいのですが、サイトの閲覧者にとってそれがいつもベストなのかという視点ではまた違うのだと思います。

※5000文字説が正しいのか正しくないのかはわかりません。

 

一番はじめに知る情報は、例え難解でも、良い情報・誠実な情報を選ぶべき、というのが私の考えです。

◆本を読んだだけで改善点が見えてきた!

なぜ、のんくら本が良い情報・誠実な情報だと判断できたかといえば、まず「ブログを改善したくてウズウズした」ことが挙げられます。

 本を読んだだけで自分のブログの「あそこを直さないと!」「これがダメなのか」と改善点が浮かび上がるなんて、すごいことだと思いませんか?

◆初めてのことにチャレンジしたくなる!

そして、良い情報・誠実な情報だと判断したもうひとつの理由は、「ミニサイトを作りたくなった」ことです。

人が「初めてのことにチャレンジしたくなる」という行動原理は、よほど危機感を抱くか、よほど楽しそうだと感じたかのどちらか。

のんくら本は、もちろん後者です。(ちょっとだけ前者のスパイスもある)

 

◆目指すべき指針、指標、スピリット

webに関する本は鮮度が命!と言われるなかでの、「10年先も安定して稼ぎ続ける50の王道」というキャッチコピーの骨太さものんくら本購入の大きな動機でした。

私は器用ではないので、しょっちゅう変化するテクニックにはついていけません…。

でも、「自分が目指すべき指針、指標、スピリット」を持つことができれば、迷ったときに原点に返ることができます。

 

正直、「難しくてよくわかんないや」というところもけっこうあります。それが、やはり初心者向けとは言えないところ。

個人的には、「目指すべき指針、指標、スピリット」を知ることができるのが大きかったです。それはインターネットの仕事に関わらずどんな仕事にも通ずるエッセンスだと思うんですよね。

◆映画『スーパーの女』を思い出した

初めて就職した会社で、スーパーの女という映画を鑑賞させられたのですが、これが面白い映画なんですよ!

スーパーの女は接客販売の基礎、商売の王道を描きながら「ダメ商売人の意識改革・成長ストーリー」として展開していきます。

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スーパーの売り場は、冷蔵庫と料理のメイキングドラマの現場なんです。サイト作りにもまったく同じことが言えます。

ルールを守ってくれないお客様はきっぱりと断る!これも同じですよね。

ライバル会社(スーパー)との戦い、やる気のない同僚、嫌な上司、こだわりの強い担当者。そして……これ以上書いちゃうとネタバレになってしまうかな?

これらのストーリーがテンポよく進みます。


結局のところ、人の心が動かないとお金も動かないのです。たぶん。

ほんと、スーパーもwebサイトも同じなんだなぁ……と感慨深い気持ちになります。

 

ちなみに、『スーパーの女』の感想はこの方のブログが素晴らしいです。感想を読んでるだけでちょっとウルウルしてきました。

伊丹十三監督の傑作『スーパーの女』に学ぶ、健全な成功と正直な生き方|映画レビュー - Archi.etc

 

私としては『スーパーの女』とのんくら本を抱き合わせておススメしたいです。

オーソリティサイトを目指そう

 ※オーソリティ:権威、威信、専門分野での権威者、第一人者

私たちは売る側と買う側の両者でありながら、一方の立場になるともう一方の立場が見えなくなってしまう不思議な現象を抱えています。

 

のんくら本を読んで「ミニサイトを作ってみたい!」とワクワクする感じは、自分が提供した何かを誰かが喜んでくれるのではないか?という期待であり、“喜んでくれる”の部分は評価マネタイズという言葉と置き換えることができるところから来ているのではないでしょうか。

 

オーソリティサイトを目指そう!」と、のんくら本は表現を変えて何度も何度も伝えてきます。

 

初心者には確かに難しいです。でも、難しいのは理解することよりも実践することなのだと思います。

実践していく際に一緒に走ってくれる本がほしい人にはおすすめです。あと、『スーパーの女』もオススメ。

 

ちゃんとした書評を読みたい方はのんくらさんのブログへどうぞ

ryokoujapan.com

 


Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

 

スーパーの女』は1996年の映画なんですね。1997年に北海道拓殖銀行が、翌年には日本長期信用銀行が経営破綻したんですよねぇ。私は超氷河期ドンピシャで、このニュースは学生でしたがよく覚えています。

あれから20年以上が経ちました。消費税10%は目前ですし、オリンピックの後はどうなるのか……

ミニサイト作り、本当にがんばろっと。

 


スーパーの女<Blu-ray>